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​ガス屋としてできること。

ガスは長年人々の暮らしにおいて切っても切れないモノであり続けました。しかし近年オール電化のようにガスに頼らない、ガスを不要とする生活が当たり前の世代が増えてきました。

ガスは高い、ガスは危ないというイメージ。電気は安全でクリーンなイメージでしょうか。ガス離れが急速に進む昨今ですが、相反して注目される存在にもなっています。

 

   

  皮肉にも自然災害がその要因となっているのです。

    2011年3月東日本大震災

    2016年4月熊本地震

    2017年7月九州北部豪雨

    2019年10月台風19号

 

 

ここ10年で明らかに災害が増加しているように思えます。わたしたちは一瞬で生活環境が様変わりすることをメディアを通じて目の当たりにしてきました。

そしてその様な災害で最もダメージを受けるもの、それは電気です。

ガス屋であるわたしでさえ電気のない生活は考えられないこの時代。まさにライフライン・生命線です。その電気が災害時には一番に破壊されるのです。エアコン、テレビ、冷蔵庫、IH、スマホの充電、照明、、、、。

 

その時ガスに何ができるでしょうか。

実は炊き出し、卓上コンロ、ファンヒータなど燃やしたり暖めたりすることだけではありません。

ガスで発電ができるのです。

知らない方も多いのではないでしょうか。ガソリンや灯油の発電機が一般的ですが、ガス発電の最大の特徴はガスは劣化しないという点です。いざという時に頼りになるのはやはりガスなのです。そうゆう性質もあり、徐々にですが学校の体育館や老健施設、病院など災害時に避難場なり得るところへの導入が進んでいます。

これはガス屋として誇りに思いますが、福岡県ではまだまだ設置はおろか認知さえされていないのが現状です。これからのガス業界として大きな任務だと思いますのでワンチームとなり、どんどん推進していこうと思っています。

 

ガスで発電。ガスはいざという時に頼りになるこの認知を広め、災害に強い国、災害に強いまち作りの一役を担えるよう頑張っていかなければなりません。

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